生まれて少し経過すると乳歯が生え始め、その後はその乳歯が抜け新たに永久歯が生えてきます。
子供の頃というのは様々な変化が見られるので、歯の動きもとても活発です。
だからこそ定期的な歯科検診や必要に応じた抜歯、矯正なども必要でしょう。
徐々に大人になっていくと、歯磨きの方法もわかってきて、特に問題を感じなくなり、結果的に歯科医院へ行く機会が減るといわれています。

上記のように小さいうちは歯がよく動きますが、大人になってからも様々な原因により動くと言われています。

まず挙げられる原因のひとつが、知らないうちに歯ぎしりをしているという問題です。
自分で自分の歯ぎしりに気づくのは簡単なことではありません。
大抵寝ている間や仕事中、暇なときなど、自分自身が意識していないときに行ってしまっているのです。
歯をこすり合わせるわけなので、歯にとっても歯茎にとっても良いわけはありません。
ですので何らかの対策が必要でしょう。

歯ぎしりをすると歯にダメージを与えてしまい、知らない間に動いてしまうこともあります。
実は人間が歯をかみしめる力は想像よりも大きいので、一度自分が歯ぎしりをしていないか何らかの方法で確認したいです。

他には歯周病が原因で歯が動くこともあります。
歯周病が酷くなると骨部分まで溶けることもあり、その結果歯が動いてしまうのです。
もちろんそれ以前の段階で歯が動いてしまったり、それ以外にもかなり深刻な問題が生じる恐れがあります。
それを防ぐためにも日常的なケアに加えて、歯科医院におけるクリーニングや検診を受けてください。

これら以外の理由には親知らずが関係していることもあります。
親知らずはすべての人が有しているわけではないものの、気づいた頃に生えている…ということも多いです。
問題なく綺麗に生えることもあればそうでないこともあります。
特に一般的ではない生え方をしてしまうと、よくない形で歯を動かしてしまい、様々なデメリットを与えてしまうでしょう。

歯が動くと見た目的にもマイナスイメージを持たれてしまいますし、自信をなくしてしまうかもしれません。
そのほかには健康的なトラブルに繋がることも少なからずあるので、何か異変を感じた際には早い段階で歯科医院に行って確認をしてもらいましょう。

以上の他にも歯が動く原因にはいろいろとあります。

歯が動くことはない…と思い込んでいる方もいらっしゃいますが、思いもよらない理由で動いてしまい、様々なデメリットに繋がることがあることを覚えておきましょう。

2019-11-23 17:44:00

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