訪問歯科
EPARK歯科
短期治療、痛みの少ない治療 tel:0957-52-8148 長崎県大村市幸町25-200 イオン大村店2F
〒856-0836
長崎県大村市幸町25−200 イオン大村店 2F

休診日

年中無休

診療時間

10:00 - 13:00 / 15:00 - 22:00

大村市の歯科「大村ファミリー歯科」は夜間診療22時まで対応

HOME

診療時間・地図

大村市 歯科(大村ファミリー歯科)HOME»  歯の豆知識»  歯の豆知識»  正しい歯磨きのコツを抑えた歯ブラシの持ち方とうがいの方法

正しい歯磨きのコツを抑えた歯ブラシの持ち方とうがいの方法

正しい歯磨きのコツを抑えた歯ブラシの持ち方とうがいの方法

みなさんが幼少期のころから毎日の習慣として行ってきている歯磨きですが、そのやり方、正しい方法と断言できますか?
虫歯は子どもに多いイメージですが、実は近年では大人の虫歯の割合が多いのです。
その理由として、幼少期のころに覚えた歯磨き方法が自己流になっていることが挙げられます。
そこで今回は、歯磨きのタイミングや歯ブラシの持ち方、歯磨き後のうがいの回数など正しい歯磨きの方法についてご紹介します。
虫歯や歯周病を予防したい、改めて正しい歯磨き方法を知りたいという人は、歯磨きの正しい方法を身につけて歯と身体の健康を守りましょう。

いつ行うのがいいの?歯磨きのタイミング

みなさんは毎日の歯磨きをどのタイミングで行っていますか?
歯垢を除去するためには、正しいタイミングで歯磨きを行い、口内を清潔に保つことが大切です。
まずは正しい歯磨きのタイミングについて見ていきましょう。
 

朝の歯磨き

起床後すぐに歯磨きをするべきか、朝食後に歯磨きをするべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
就寝時は唾液量が減り口内が乾燥します。
口内が乾燥すると細菌が繁殖し、ネバつきや口臭など口内環境に異変が起こります。
そんな寝ている間に増殖した細菌がそのままの状態で朝食を食べてしまうと、細菌も一緒に飲み込んでしまうことに。
そうならないためにも、朝は起床後すぐの歯磨きがおすすめです。
起床後に歯磨きを行った後、食後にも歯磨きを行うのが理想ですが、難しければ、食後は水やマウスウォッシュなどでうがいをする程度でも大丈夫です。

食後の歯磨き

食べカスが歯の周りや舌に残る時間が長くなると、細菌が繁殖します。
そのため、食後は毎回歯磨きを行うことが理想的です。
しかし、食事直後は細菌によって食べ物に含まれる糖が分解されるため、一時的に口内が酸性になっています。
酸性の状態の歯の表面はエナメル質が溶け出します。
その状態で歯磨きを行うとエナメル質により歯が傷つきやすくなるため、食後30分ほど経ってから歯磨きを行うのがおすすめです。

夜の歯磨き

夜の歯磨きも、夕食後すぐと寝る直前、どちらがいいのかも気になるところでしょう。
おすすめは、寝る前です。
口内が乾燥すると、細菌が増え虫歯や歯周病の原因になります。
就寝中は唾液の分泌が減るため、就寝前に歯磨きを行い口内をしっかり清潔にすることが虫歯予防に効果的です。

正しい歯ブラシの持ち方

歯垢を除去するためには、歯ブラシの持ち方も重要です。
間違えた方法で握ってしまうと、力が入りすぎてしまい、歯ブラシの毛先が広がってしまうため正しく磨けません。
歯磨きを行う上で重要なのは、毛先の当て方、動かし方、力加減です。
この3つを意識して磨くためには、鉛筆を持つように優しく握るとよいでしょう。
手首や指を使って歯ブラシを動かすことにより毛先が歯間に当たり、隙間汚れを掻き出すことができます。
また、磨く際に力を加えすぎると歯茎を傷つける恐れもあるため、毛先が軽くしなる程度を目安に握りましょう。

正しい歯磨きの方法

持ち方が確認できたら、続いて、歯を正しく磨くためのポイントを見ていきましょう。
 

歯石になる前のセルフケアが大切

磨き方に偏りがあると、毎回歯に食べかすが残り、歯垢の原因になります。
歯の表面についた歯垢はうがいだけではきれいに取り除くことができません。
また、歯垢が唾液により石灰化したものを歯石と言い、この歯石が溜まると歯垢がより付着しやすくなってしまいます。
歯石は硬く、歯ブラシで取り除くことが難しいため、歯石になる前の歯垢をきちんと取り除く毎日のセルフケアこそが大切になるのです。

ポイントは歯ブラシの角度と動かし方

磨き残しをなくすために重要なのは、歯ブラシの角度と動かし方です。
基本的には歯に対し垂直になるように歯ブラシを持ち、毛先を歯茎の境目、歯間にしっかり当たるように意識するとよいでしょう。
歯並びが気になる箇所は磨き残しが多い箇所なので、工夫が必要です。
デコボコした歯並びの場合、横から歯ブラシを当てるだけでは、奥にへこんだ歯に毛先が当たりません。
デコボコしている箇所を磨く際は、歯ブラシを縦に持ち一本ずつ毛先を当てるとキレイに磨けます。
奥歯が背の低い歯になっている場合、他の歯と一緒の磨き方では毛先が当たりません。
歯ブラシの角度を変え斜め横から入れると磨きやすく、磨き残しが少なくなります。
また、歯ブラシを動かす際は小刻みに動かし、一度に磨く歯の本数は1、2本が目安です。

4種類のブラッシング方法と特徴について

磨き残しをなくし歯垢をきちんと落とすためには、ブラッシング方法の使い分けが重要です。
磨く部位によってブラッシング方法を変える事で、よりきれいに磨くことが可能です。

スクラッピング法

歯の面に対しブラシを直角に当てて磨くブラッシング方法です。
歯と歯の間にブラシを当て1、2本ずつを目安に上下に細かく10回ほど動かすことで、歯間部をきれいに磨けます。
動かし方が簡単なため、子どもでも取り入れやすい磨き方です。

バズ法

歯に対しブラシの毛先を45度に当てて磨くブラッシング方法です。
角度をつける事で歯周ポケット内の汚れを取り除く事ができます。
また、歯肉のマッサージ効果も期待できるため、出血した箇所や歯周ポケットの深い箇所などのケアに向いているブラッシング方法です。
一方で、歯茎を傷つける恐れもある方法のため優しくブラッシングをしましょう。

ローリング法

歯に対しブラシの脇を平行に当てて磨くブラッシング方法です。
手首を使い歯茎から歯に向かって回転させるように磨きます。
歯並びがよく、歯茎が健康な方に適した磨き方です。

フォーンズ法

上下の歯を合わせた状態でブラシの毛先を歯に対して直角に当てて磨くブラッシング方法です。
円を描くように回転させながら1本ずつ磨きます。
子どもや高齢者が歯磨きを行う際におすすめのブラッシング方法です。
 

歯磨きのやりすぎはNG!磨きすぎで起こる影響

虫歯予防や病気の予防には毎日の歯磨きが大切ですが、磨きすぎが原因でさまざまな口内トラブルが起こる可能性もあります。
ここでは、磨きすぎが原因で起こる口内トラブルについて見ていきましょう。

歯茎が下がる

歯磨きをしすぎると、歯茎に傷をつけてしまい歯茎が下がる原因になります。
一度下がった歯茎は元に戻らず、歯茎が下がると食べカスが詰まりやすく虫歯の原因になるので、注意が必要です。
 

知覚過敏

歯の表面は硬いエナメル質で覆われていますが、歯磨きをしすぎるとエナメル質が剥がれ象牙質が露出し、知覚過敏の原因になります。
エナメル質が剥がれてしまうと、歯茎同様に再生しないため、力加減に注意し、磨きすぎないことが大切です。

歯磨き後のうがいの回数はどのくらい行う?

歯磨き粉に含まれるフッ素には虫歯の予防効果や進行を予防する効果があります。
歯磨き後は口内に泡が残るため、うがいを何度も行いたくなりますが、うがいを何度も行うとフッ素が流れてしまうため1、2度程度で少量の水で行うのがよいでしょう。
 

正しい歯磨き方法を意識して口内トラブルを防ぎましょう

いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで正しい歯磨きのコツについてご理解いただけたと思います。
正しい歯磨き方法を意識し、口内トラブルを防ぎましょう。
当院では、基本に忠実かつ丁寧な治療を通じて患者様への負担の少ない施術を行います。また予防歯科にも注力しており、患者様の天然の歯を守るべく歯のケアに対しての指導も行っております。
歯医者をお探しなら、ぜひ長崎県大村市の大村ファミリー歯科へご来院ください。

2023-02-28 10:00:00

歯の豆知識